相続遺言に関するご相談事例

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西宮の方より遺言書についてのご相談

2021年02月10日

Q:子どもたちにどのような形で遺言書を遺せば良いのか、司法書士の先生にお伺いしたいです。(西宮)

西宮市在住の60代です。友人が親の遺産相続のことで兄弟と揉めてしまったらしく、遺言書は早いうちに作っておいた方がいいと教えてくれました。傍から見ても本当に仲の良い兄弟でしたので、まさかトラブルになるとは思わずびっくりしています。私には子どもが3人おりますが、私の死後にそのようなトラブルが起こってほしくはないので、今のうちから遺言書を作成しようと考えております。はじめてのことでよく分かっていないのですが、どのような種類の遺言書を作ればいいのでしょうか。(西宮)

 

A:おすすめは公正証書遺言です。お元気なうちに、ご自身の気持ちを反映した遺言書を作成しておきましょう。

相続が発生した際、遺言書のない場合は遺産分割協議を行わなければならず、仲の良いご家族でも遺産分割の方法で揉めてしまうケースがあります。しかし遺言書があれば、相続が発生しても遺産分割協議を行うことなく、遺言書の内容に沿って相続手続きを進められるため、トラブルを回避しやすくなります。ご相談者様がお元気なうちに遺言書を作成し、きちんと対策をしておくのが重要ということになります。

遺言書(普通方式)には以下のような種類があります。

  • ① 自筆証書遺言・・・遺言者が自筆で作成する遺言書です。費用もかからず手軽ですが、方式を守って作成しないと無効になってしまいます。開封する際には家庭裁判所で検認の手続きをする必要があります。※2020年7月より自筆証書遺言の保管を法務局で行うことが可能となりましたが、法務局で保管していた自筆証書遺言に関しては家庭裁判所での検認手続きは不要です。
  • ② 公正証書遺言・・・本人が遺言の内容を口述し公証役場の公証人が作成する遺言書です。原本が公証役場に保管されるため、偽造や紛失の心配がありません。公証人に依頼するため費用がかかります。
  • ③ 秘密証書遺言・・・遺言者が自分で遺言書を作成し、公証人がその遺言書の存在を証明するという方式です。本人以外に遺言の内容を知られることなく作成できますが、あまり用いられていません。

確実に遺言書を残すためには、②の公正証書遺言をおすすめいたします。また、遺言の中にはご家族に対する感謝のメッセージ等の「付言事項」を記載することもできます。

 

西宮の遺言書のお悩みは、西宮相続遺言相談センターにおまかせください。西宮エリアの地域事情にも詳しい専門家が、みなさまのご事情を丁寧にお伺いし、スムーズな相続をお手伝いいたします。はじめてのご相談は無料ですので、是非お気軽にご利用くださいませ。西宮のみなさまからのお問い合わせを、スタッフ一同心よりお待ちしております。

西宮の方より相続についてのご相談

2021年01月14日

Q:不動産相続手続きを行う予定なのですが相続する不動産が遠方にある場合どのようにしたら良いでしょうか(西宮)

先月父が西宮の病院で亡くなり相続の手続きを行おうと思っています。父は西宮にある実家の他に父が経営していた会社の不動産を所有しておりました。兄弟はおらず、母は私が幼い頃にすでに亡くなってしまったため、父の残した遺産は私が相続することになります。不動産相続の手続きはその不動産の所在地を管轄する法務局で行わなければいけないのでしょうか。また、遠方にある場合どうしたらよいか教えてください。(西宮)

 

A : 実際に行かなくても不動産相続の手続きを行う方法がございます。

ご相談者様がおっしゃっていた通り不動産相続の手続きはその不動産の所在地を管轄する各法務局(支局・出張所)で相続登記申請を行う必要があります。複数の不動産がある場合、不動産の所在地ごとに法務局を確認し、手続きを行わなければいけません。不動産の管轄は法務省のホームページに掲載されていますので、まずは西宮とほかの不動産の所在地の市町村ごとに法務局を確認しましょう。

不動産相続手続きの申請方法として、①窓口申請②オンライン申請③郵送申請、の3つがございます。

  • 窓口申請:実際に法務局へ足を運び窓口で申請する方法です。この方法は平日に各法務局へ行く必要があります。
  • オンライン申請:パソコンを使用しオンライン上で申請を行う方法です。日本全国の法務局がオンライン申請に対応していますので、どんなに遠方な不動産であっても費用や所要時間の差はほぼありません。利用しているパソコンに「申請用総合ソフト」をインストールして,登記申請書を作成し,その情報を管轄の登記所に送信します。
  • 郵送申請:作成した申請書を郵送で送付する方法です。遠方に不動産がある場合には郵送代のみで済むため、経費も時間も節約できます。デメリットとして、その場で訂正することや教えてもらうことができないため、不備があった場合すぐに対応ができないため時間と労力が倍以上かかってしまう可能性があります。

不動産の登記申請は申請書の書き方など厳密なルールが沢山あります。1つでもミスがあってしまうと申請者自身で修正をしなくてはなりません。何度も各法務局とのやりとりが必要であったり、申請自体をやり直すことになるなどと、負担が大きくなるかもしれませんので予め調べておいたり、わからないことがあったりする場合は専門家に相談することをおすすめします。

相続のお手続きでは不慣れな手続きでお困りの方もいらっしゃいます。ご自分で進めるのがご心配な場合や面倒な方は専門家に相談をするのも選択肢の一つとしてご検討いただければと思います。

 

西宮相続遺言相談センターは不動産相続手続きのオンライン申請に対応している事務所です。西宮近郊にお住まいでお困りの方は、お気軽にご相談ください。西宮相続遺言相談センターでは西宮の皆様のご相談心よりお待ちしております。

西宮の方より遺産相続のご相談

2020年12月09日

Q:父が亡くなり、遺産相続の手続きをしなければなりません。司法書士の先生に依頼せず個人で手続きすることはできますか?(西宮)

私は西宮に住む50代の会社員です。西宮郊外に住む父が先日亡くなりました。葬儀を済ませ、今は遺産相続のための相続人調査や遺産調査をしています。遺産相続については不慣れですが、相続人である妹と一緒に調べながら進めています。妹も西宮に住んでいますので、頻繁に連絡を取り合っていて、遺産相続についての話し合いは滞りなく進んでいるように思います。父の遺産は西宮にある自宅マンションと少額の貯金です。調査中ではありますが、借金もないと思います。このまま妹と協力して遺産相続手続きは二人でやれるのではないかと思っておりますが、遺産相続手続きは、司法書士の先生に依頼せず自分たちで出来るものなのでしょうか。(西宮)

A:専門家に依頼しなくともご自身で遺産相続手続きを進めることはできますが、戸籍調査や手続きに不慣れな場合は専門家に依頼した方がいいでしょう。

相続税の申告などが特に必要でないようであれば専門家に依頼せずご自身で遺産相続手続きを行うことは可能です。しかし、遺産相続手続きには期限が決められているものもありますので、始める前に遺産相続の流れと期限について確認しておきましょう。

また、相続税の申告が必要かどうかの判断が難しいようでしたら専門家に依頼することをお勧めします。

遺産相続手続きではまず相続人を確定します。法定相続人が相談者様と妹様だけかどうかを確認するには、お母様の出生から亡くなられるまでの全戸籍の収集が必須です。多くの方は生まれてから亡くなるまでの間転籍を繰り返しており、全戸籍謄本を取得するには、過去に戸籍のあった各自治体へ問い合わせる必要があります。もしも他の法定相続人の存在を知らず遺産分割協議を行った後、他の相続人の存在が判明した場合は先の遺産分割協議は無効となってしまいます。戸籍謄本は、財産調査やご実家の名義変更の時にも提出が求められますので必ず取得して下さい。全戸籍の収集はお忙しい方などお時間の取れない方にとっては容易な作業ではないかもしれません。最近では郵送などで取り寄せることもできますが、請求するための書類を用意する等手間がかかりますので、そのような煩わしさを避けるには初めから専門家に相談することをお勧めします。

西宮相続遺言相談センターでは、西宮の方からの相続手続きのご相談も多く承っております。相続手続きを進めていくうえでご不明点やお悩みなどがございましたら、ご自身の判断ではなく西宮相続遺言相談センターの専門家の知識に頼りましょう。西宮相続遺言相談センターでは、無料相談を随時行っております。ご相談者様のご都合に合わせてご案内いたしますので、相続や遺産分割についてのご相談事がございましたらお気軽に無料相談までお越しください。

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