相談事例

西宮の方より相続手続きに関するご相談

2023年03月02日

Q:司法書士の先生、母の相続手続きで必要な戸籍について教えてください。

西宮に一人で暮らしていた母が亡くなり、相続手続きを進めています。父も数年前に亡くなっており、相続人は私と妹の二人になると思います。先日、西宮にある銀行へ行った際、あらかじめ準備しておいた父が亡くなったことが分かる戸籍と自分たちの現在の戸籍を提出しましたが、それだけでは不十分だと言われました。他にどのような戸籍が必要で、どのように取得すればよいでしょうか?なお、母の出身地は福岡です。(西宮)

A:相続手続きにはお母様の出生から亡くなるまでの連続した戸籍が必要です。

戸籍には、複数の種類がありますので混乱なさることもあるかと思います。相続手続きにおいて基本的には下記の戸籍が必要になります。

  •  被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
  •  相続人全員の現在の戸籍謄本

被相続人の出生から死亡までの戸籍には、お母様がいつ誰と誰の間に生まれた子であって、その両親のもとで兄弟が何人いるか、誰と結婚したか、子供が何人いるか、いつ亡くなったかといったことがすべて記録されています。この戸籍により、お母様が亡くなった時点で配偶者はいないのか、ご相談者様以外に子供がいないのかを確認することができます。もしもお母様に隠し子や養子がいた場合、ご相談者様以外にも相続が発生しますので、早めに取り寄せることをおすすめします。
戸籍を取得する際には、役所へ請求しなくてはなりません。通常は、亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡までの戸籍を請求すれば、その役所にある戸籍は出してもらうことができます。ただし、多くの人は人生の中で複数回転籍をしているため、一つの役所ですべて揃うことは稀です。その場合は、従前の戸籍を取りよせるため、戸籍の内容を読みとり、別の役所への請求が必要となります。
戸籍をたどるうちに、お母様の出身地である福岡の役所に戸籍を請求することも考えられます。直接役所に出向くことが難しい場合は、郵便での請求と取り寄せが可能ですので、各役所のホームページなどでご確認ください。
相続手続きは複数の役所で戸籍謄本を揃えるなど、時間や手間がかかります。特に平日にお仕事をされている方だと、役所や銀行へ問い合わせを行うことが難しい場合が多いでしょう。なかなか手続きが進まずに困っているという方は、ぜひ西宮相続遺言相談センターへお問い合わせください。西宮相続遺言相談センターでは、経験豊富な専門家による無料相談を実施しております。西宮周辺にお住いの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。

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