遺言書とご葬儀の対策

遺言書と遺言執行者

最近では、死後に発生する諸々の手続きを遺族の方以外が行うことも増えています。
たしかに従来は、誰かが死亡した場合その遺族が手続きを請け負うことが一般的でしたが、「遺族とあまり連絡を取っていない」「周囲に迷惑をかけたくない」などの理由から、生前から専門家に相談するケースが多く見受けられるようになりました。

方法としては、遺言書を作成し専門家と死後委任契約を結ぶことができます。
ご自身の意向通りの相続手続きや葬儀を執り行うことが可能になるのです。

遺言書

遺言書には、相続の方針や相続財産の配分について記載するのと同時に、遺言執行者を決めていくことになります。

遺言執行者

遺言執行者とは、遺言書の記載通りに手続きを行う者を言います。遺言書に記載されている内容は相続に関する内容がメインになりますので、西宮相続遺言相談センターでは、遺言執行者は法律専門家に依頼されることを勧めています。

死後事務委任契約

死後事務委任契約には、葬儀の方法や方針、家財道具の処分について記載しておきます。この死後事務委任契約などを法律専門家と結べば、ご逝去された方の意向通りの手続きを実行できることに加え、残された遺族の負担を軽減できます。逆に死後事務委任契約を結んでいなければ、死後の事務手続きは相続人が行わなければなりません。

西宮相続遺言相談センターでは、遺言執行者も死後事務委任契約も同じ法律専門家にい依頼されることを推奨しています。そうすることで手続きが非常にスムーズになります。